- 2025.4.10
-
Ryohei OBATA展に行って来ました
前回お話させて頂きましたが、新長田は知る人ぞ知るアーティスティックな街です
今回はジョブステーション神戸長田から歩いて17分位の所にある
「city gallery2320」というアットホームで隠家的なギャラリーをご紹介したいと思います
芸術家「小畑亮平さん」の作品を鑑賞する為、早速みなさんと一緒に行ってみました
以前からクリスタルのように光り輝く
オブジェが載せられたパンフレットに心惹かれていたのですが。。。。。
実際の作品を目の当たりにしてビックリ!
なんと作品のほとんどが、ペットボトル等誰かに捨てられたゴミの形状を主題にしており
そのゴミの中に透明なシリコーン樹脂を流し入れ
ゴミの形を写し取った立体作品を制作し、それらを再び元の場所に戻して記録するという
なんとも斬新且つ今までにない発想の作品に驚きを隠せませんでした 🙄
それにしてもゴミがまるでクリスタルのように活き活きと光輝いています
頂いたリーフレットの中から、今回の展示作品に対する想いが綴られている作者のメッセージを
一部抜粋させて頂きたいと思います
「今般のコロナ禍をきっかけとして制作を始めた《Their Breathig》は、見えなくなった他者の存在を感じる為の試みです。ごみなどの、人の手を離れた物品を採集する時大抵はそこに元の所有者の姿はありません。しかしそれらの物品にはいつか誰かが確かにそこに存在し、そして何かしらの動作を行った瞬間があったのだという「確かさ」が残されています」
何気なく捨てているペットボトル等のゴミが
こんなに素晴らしい唯一無二の作品に変身するなんて。。。!
因みに小畑良平さんは神戸市生まれの方で
・2017年「アートオリンピア2017」入賞
・2018年「日本の絵画2018」佳作賞
・2021年「第16回TAGBOAT AWARD」審査員特別賞
・2023年「COIL Upcycle Art Contest 2023」準グランプリ受賞等
その他数多くの受賞歴をお持ちの素晴らしいアーティストです
小畑亮平さん
作品に込められた熱い想いを、丁寧に解説して下さいました
物腰柔らかな素敵な方でした
この度の鑑賞を通して
生きとし生けるもの、どんなものにも命と使命があること
ダイヤモンドの原石のように誰かによって磨かれた時
光り輝く唯一無二の存在に生まれ変われるんだ。。。と気付くことができました
素晴らしい作品に出合えて感謝です
最後に「city gallery 2320」のオーナー向井修一さんには、温かく迎えてくださり
本当にありがとうございました。また次回足を運ばさせていただきます♪